コーヒー豆は賞味期限切れでも飲める?開封後はNG!使い道も紹介

おうちでコーヒーを楽しむ時間、素敵ですよね。

しかし、うっかり忘れて賞味期限切れのコーヒー豆が出てきた……！といったことがありませんか。

賞味期限切れのコーヒー豆は飲めるのか気になりますよね。

賞味期限切れのコーヒー豆が飲めるかは、開封後か未開封かで変わります。開封後に賞味期限切れしたコーヒー豆は飲めないと考えましょう。

未開封のまま賞味期限切れしたコーヒー豆は、中身を確認することで飲める可能性がありますよ。

この記事では、賞味期限切れのコーヒー豆が飲めるのかを開封後と開封前で詳しく解説します。

せっかく買ったのに……と、もったいなく感じるかもしれませんが大丈夫。

賞味期限切れして飲めなくなったコーヒー豆の使い道についても、たっぷりと紹介していきます。

コーヒー豆は賞味期限切れでも飲めるのか?

コーヒー好きなら、ついつい気になるコーヒー豆をたくさん買ってしまうこともあるのではないでしょうか。

ほかにも、一度飲んだきりでそのまま忘れてしまうこともあるかもしれません。

賞味期限切れや保存に気をつけていても、うっかりしてしまうことはありますよね。

もったいないし、賞味期限切れのコーヒー豆は飲めるものなのか気になるところ。

賞味期限切れをしたコーヒー豆が飲めるかは開封後が未開封かで変わる可能性があります。開封後に賞味期限切れになったコーヒー豆は、基本的に飲めないと考えてください。

未開封の場合は状態によっては飲める可能性があります。(未開封の場合については後述しますね。)

コーヒー豆は開封後、空気に触れることでだんだんと酸化が始まり劣化が進む原因に。

開封したあとに賞味期限切れしたコーヒー豆は、空気に触れることで本来のコーヒーで感じられる風味や味が抜けてしまっています。

酸味や苦みも同じで、おいしさではなく不快に感じるはず。

また、賞味期限切れしたコーヒー豆を使ってコーヒーを飲むと体の不調があらわれる場合もあります。

酸化が原因で、胃やのどに刺激を与えてしまうこともあるので気をつけましょう。

コーヒーは、食品と同じ生鮮食品。全日本コーヒー協会では、レギュラーコーヒーの賞味期限は未開封で1～2年としています。

賞味期限が1～2年というと、かなり幅があるように感じますよね。

賞味期限に関しては、販売しているお店によって違いも。

このあたりも1～2年という幅があるのかもしれません。

また、賞味期限は購入日からではなく焙煎日からと考えるといいですよ。

買った当日に焙煎されたものであれば、賞味期限は買った日からとなりますが、ほとんどが焙煎して数日経っているはず。

開封後は、賞味期限にかかわらず1ヵ月を目安に消費するのが理想的です。

コーヒー豆の賞味期限切れが未開封の場合は?

開封後に賞味期限切れが分かったコーヒー豆は、飲まないほうがいいとお話してきました。

一方で、未開封のまま賞味期限切れしてしまったコーヒー豆はどうなのか気になりますよね。

未開封のままのコーヒー豆が賞味期限切れしていた場合は、豆の状態をチェックすることで飲める可能性があります。

以上の点で問題がないようであれば、飲める可能性があります。

風味は戻りませんが、フライパンで軽く焙煎すると香ばしさが復活しますよ。しっかりと蒸らしてから抽出してみましょう。

未開封で賞味期限切れしたコーヒー豆が飲めたとしても、開封すれば劣化や酸化は進みます。

抽出したときに、少しでも味や風味に違和感があったら飲むのはやめましょう。

しかし、賞味期限切れしたコーヒー豆はそのまま処分するのはまだ早いです。

おいしく飲めなくても、使い道はたくさんあるので安心してくださいね。

続いては、賞味期限切れしたコーヒー豆の使い道を紹介します。

コーヒー豆が賞味期限切れしたときの使い道5選

賞味期限切れしてしまったコーヒー豆、そのまま捨ててしまうのはもったいないと感じてしまいますよね。

賞味期限切れしたコーヒー豆の使い道は大きく分けて5つあります。

主に、消臭など生活のなかに取り入れることが可能。

環境にも優しいので、ちょっと良いことをしているのもうれしく感じます。

コーヒー豆のまま使うこともできますが、用途によっては粉にしてから使うと便利な場合も。

まずは、使うときのポイントをチェックしておきましょう。

賞味期限切れしたコーヒー豆を使うときのポイント

先ほどもお伝えしましたが、使う場面によっては粉にしたほうがいい場合もあります。

粉の状態にしたコーヒー豆を使うときは、袋などに入れておくと粉が散らばることもないので使いやすいですよ。

100均などでも手に入る、麻の袋やティーバッグが便利です。

また、出がらしを使う場合は、新聞紙などに出がらしを広げて乾燥させてから使うようにしましょう。

電子レンジを使って乾燥させることも可能です。電子レンジを使う場合、30秒くらいから初めて様子を見ながら行いましょう。

ほかにも、フライパンで炒めてもOKです。

「賞味期限切れしたコーヒー豆を使った！」と安心してそれっきり…というのはNG。

湿気を含んでくるので、そのまま放置しているとカビが発生する場合もあるので気をつけましょう。

1～2週間おきに取り換えると気持ちよく使えますよ。

気をつけたいポイントを確認したところで、賞味期限切れしたコーヒー豆の使い道について詳しく解説していきますね！

消臭に使う

コーヒー豆の使い道として有名なのが、消臭剤としての使い道。家のなかのさまざまな場所で使えます。

それぞれの使い方をまとめたのがこちらです。

使う場所	使い方
ゴミ箱	粉にしたコーヒー豆をゴミ箱のなかに振りかける
冷蔵庫	豆のまま、もしくは粉にしたコーヒーを適当な容器にいれて冷蔵庫に入れておく
鍋やフライパン	・水を張った鍋やフライパンに粉にしたコーヒーを入れて煮る ・冷ましてからコーヒーを取り出しすすぐ
トイレや下駄箱	豆のまま、もしくは粉にしたコーヒーを適当な容器に入れて置いておく
自動車内	豆のまま、もしくは粉にしたコーヒーを袋にいれて車内に置いておく

消臭として使う場合は、インテリアの一部として置くのもいいかもしれませんね。

コーヒー豆を入れる容器にこだわってみたり、香り袋のようにしたりするのも素敵です。

掃除に使う

コーヒー豆の成分は油汚れに力を発揮します。

コンロまわりやグリルなどのキッチンの汚れにも一役買ってくれますよ。

やり方も、コーヒーを沸かしてその中に入れておくだけなので簡単。

熱湯を扱うので、やけどや容器の変形には気をつけて作業してくださいね。

虫よけに使う

コーヒーの匂いで虫よけ効果も期待できます。

適量のコーヒー豆を容器に入れて、窓際など気になるところへ置いておくだけ。

ちいさいお子さんやペットを飼っている場合は、誤飲しないように置く場所にも注意してくださいね。

虫よけの使い道は、キャンプなどアウトドアの場面でも活躍しそうです。

ガーデニングや凍結防止に使う

ガーデニングをしているなら、土に混ぜて使う方法もあります。

準備が大切になりますが、家庭で挑戦してみるのもいいですね。

豆は粉にしてから使いましょう。

発酵させないと肥料として使えないので少し手間がかかるのですが、使い道としてはエコですよね。

そのほかに、雑草除去にも効果が期待できます。

コーヒー豆に含まれる成分には雑草にとって成長の妨げになる効果が。

草むしりをしたあとに粉にしたコーヒーをまいておくと、草.が生えるまでの期間をのばすことが期待できます。

冬におこる路面の凍結防止にコーヒー豆が役に立つことも。こちらも粉にしたコーヒー豆をまくだけと簡単にできますよ。

針刺しや染料として使う

コーヒー豆で裁縫道具の針刺しやコーヒー染めに挑戦してみるのはいかがでしょうか。

コーヒー豆は適度な油分を含んでいるので、針を錆から守ってくれる効果があります。

オリジナルの針刺しが、コーヒー豆でできているなんて驚かれるかもしれませんね。

コーヒー染めは、ハンカチやTシャツのほかに、はがきなど身近なものを染めてみるのもいいかもしれませんね。

お子さんがいれば、一緒に作るのも素敵です。

まとめ

• コーヒー豆が賞味期限切れでも飲めるかは未開封か開封後かで変わる
• 開封後に賞味期限切れが分かったコーヒー豆は飲むのをやめる
• 開封後に賞味期限切れしたコーヒーを飲むと体調を崩す可能性があるので無理は禁物
• 未開封の状態で賞味期限切れしたコーヒー豆は飲める可能性もある
• 未開封で賞味期限切れのコーヒー豆はカビや湿気がないか確認してみよう
• 賞味期限切れしたコーヒー豆は消臭や虫よけなどの使い道がある

賞味期限切れしたコーヒー豆が飲めるかどうかについてお話ししてきました。

飲める量のコーヒー豆をこまめに買うことが大切ではありますが、飲めなくても使い道がたくさんあると少しほっとできますよね。

これからもコーヒーライフを楽しんでくださいね！