自宅で働けるところが魅力のオンライン秘書。
「オンライン秘書は未経験からでもできる?」「仕事内容は?」「特別な資格は必要?」など、未経験の領域に挑戦する一歩が踏み出せないでいませんか。
オンライン秘書は、未経験からでもチャレンジできる仕事です。
とはいえ、未経験で飛び込んでいくのは不安ですよね。
この記事では、オンライン秘書の仕事内容や、仕事の探し方などについて解説しています。
オンライン秘書の仕事内容や、仕事をする心構えを知って、未経験でも自信をもってチャレンジしてみましょう!
オンライン秘書は未経験でもできる!5つの仕事内容を解説
未経験でも、オンライン秘書はチャレンジできる仕事です。
秘書というと、アポイントを取ったり、スケジュールを管理したりする業務を思い浮かべるかもしれません。
しかし、オンライン秘書の業務はクライアントの数だけ豊富に存在します。
オンライン秘書の仕事は、大きく分けて5つに分けられます。
- 秘書業務
- 一般事務
- 経理・総務
- 人事業務
- Web関係業務
それぞれどのような仕事内容なのかを詳しくみていきましょう。
秘書業務
秘書業務の主な仕事内容には、以下のような業務があります。
- 外部との電話やメール対応
- スケジュール管理
- 出張の宿泊先や交通手段の予約・手配
- 会議や会食の予約・準備
外部との連絡やアポイント調整など、いわゆる一般的な秘書業務を請け負います。
一般事務
クライアントによって担当する業務は異なりますが、資料や書類作成などが主な仕事です。
- 資料・書類作成
- 電話・メール対応
- データ入力
- リサーチ業務
- 翻訳業務
- クレーム・問い合わせ対応
オンラインで仕事をするため、書類などはフォーマット化されていることもあります。
そのため、オンライン秘書未経験でも、取り組みやすいのが特徴です。
経理・総務
領収書の管理や整理、給与計算などが主な仕事内容です。
- 領収書・伝票の管理や整理
- 見積書・請求書の発行
- 給与計算
- 売掛金・買掛金の管理
- 年末調整
一般事務と同じく、こちらも入力項目をフォーマット化し、スムーズな業務体勢が整えられている場合があります。
また、年末調整などの人手が必要な時期に、スポットで求人募集が出ることもあります。経理の経験がある人は、取り組みやすい仕事です。
人事業務
採用などの直接的な仕事ではなく、勤怠管理など人事のサポートとしての仕事が主です。
- 勤怠管理
- 面談調整
人事関係の仕事に就いていたことがある人や、経験があるとスムーズに取り組めるでしょう。
Web関係業務
企業のホームページやSNS運用など、幅広い業務があります。
秘書の経験がなくても、Web関連の仕事をしたことがある人なら、経験が生かせる内容です。
- ECサイトの更新・運営
- ライティング
- ブログ・SNSの投稿・更新・運用
- ホームページ・バナー制作
このように、オンライン秘書といっても、さまざまな業務があります。
秘書未経験でも、これまでのキャリアが活かせる業務で挑戦してみましょう。
未経験でオンライン秘書になるために必要なスキル4選
未経験でもオンライン秘書として働くことは可能ですが、あると有効なスキルがあります。
- パソコンスキル
- コミュニケーションスキル
- スケジュール管理スキル
- ビジネスマナースキル
これらは、組織で働いているときにも使えるスキルです。
パソコンスキル
オンラインの業務がメインになるため、パソコンや連絡ツールなどが使いこなせることが重要です。
パソコンスキルとしては、WordやExcelが最低限使えることが採用条件になる場合もあります。
他にも、クライアントとのやり取りにメールだけでなく、チャットなどのITツールが使用されます。
よく使われるITツール
- Chatwork(チャットワーク/チャットツール)
- Slack(スラック/チャットツール)
- Zoom(ズーム/ビデオミーティング)
- Google Meet(グーグルミート/ビデオミーティング)
- Googleドキュメント(グーグルドキュメント/Wordのようなツール)
- Googleスプレッドシート(グーグルスプレッドシート/Excelのようなツール) など
クライアントによって使うツールは異なりますが、良く使われるツールを挙げてみました。
どれも無料登録をして、アカウントを開設すると使えます。普段から、メールやチャットをしているなら初心者でも抵抗なく使えるでしょう。
そのほかに、パソコン関連の資格を持って入れば、未経験でも知識があるとアピールできます。
パソコン関連の資格
- 日商PC検定
- 日商簿記 など
日商PC検定ではWordを使った文書作成や、Excelで資料作成ができるかに加え、PowerPointを使用した資料作成などを試験します。ベーシック、3級、2級、1級にレベル分けされており、2級以上を取得しておくと有効です。
日商簿記は、経理の仕事でオンライン秘書になりたい人は持っておくといいでしょう。2級以上の資格を取得していると、採用時にアピールできます。
そのほかのパソコンスキルでは、SNSなどのWeb関係の知識もアピールになります。Web関連の知識に長けているなら、SNSやサイト運用などで活躍できるでしょう。
コミュニケーションスキル
コミュニケーション能力は必要なスキルのひとつです。
オンライン秘書として働く場合、対面でのやり取りではなく、すべての業務がオンラインで行われます。
相手に分かりやすく伝える能力や、文章力が高いと仕事もスムーズにこなせるでしょう。
スケジュール管理スキル
業務を滞りなく行うための、スケジュール管理も大切なスキルです。
スケジュール管理が上手くできないと、予定が重複してしまうなどのトラブルにもなります。
また、クライアントの管理だけでなく、自身のスケジュール管理も必要です。
依頼された仕事に納期があれば、期限内に提出できるよう予定を組んで進めなければいけません。
スケジュール管理ができないと、クライアントに迷惑がかかることに繋がるため、オンライン秘書として働くために必要なスキルです。
ビジネスマナースキル
クライアントとのやり取りするうえでも、大切なスキルです。
オンラインでコミュニケーションを取るため、対面よりも細やかな配慮が必要になる場面が多くなります。基本的な、報告・連絡・相談がスムーズにできることが必要です。
資格を取得するなら、秘書検定がおすすめです。3級、2級、準1級、1級があります。オンライン秘書としてアピールするなら、2級以上を取得しておくと有効でしょう。
未経験でもオンライン秘書に向いている人
未経験からでもはじめられるオンライン秘書ですが、人によっては向き不向きがあります。オンライン秘書の仕事に向いている人は、下記のような人です。
- コツコツと作業ができる
- 人のサポートをするのが得意
コツコツと作業ができる
オンライン秘書は、一人で作業に取り組むことが多い仕事です。一人でも、コツコツと作業ができる人は、オンライン秘書に向いているといえます。
クライアントに確認や質問をして作業を進めることは大切ですが、調べれば分かることは自分で調べて解決する力も必要です。
人をサポートするのが得意
オンライン秘書は、クライアントを補佐する仕事ともいえます。そのため、人をサポートするのが得意な人はオンライン秘書に向いているでしょう。
与えられた業務をこなすだけでなく、一歩先を予想して行動できるとクライアントからも喜ばれます。
未経験でオンライン秘書になるには?求人の探し方3選
オンライン秘書として働くには、下記の3つの方法があります。
- クラウドソーシング
- オンラインサービス
- 直営業
それぞれの内容を詳しくみていきましょう。
クラウドソーシングに登録する
未経験の人でも、オンライン秘書の求人を探しやすいのが、クラウドソーシングです。
クラウドワークスや、ランサーズなど無料で登録ができます。クラウドソーシングは、案件が豊富で未経験でもチャレンジしやすい環境です。
その一方で、手数料を引かれてしまうので、実際の価格が安いなどのデメリットもあります。高単価の案件に応募したり、実績や流れを掴む場として使ってみると良いでしょう。
オンラインサービスに登録する
サポートや研修体制が整った、サービス会社にエントリーして仕事を請け負う方法です。
サービス会社にエントリーし、面談などを経てオンライン秘書として働きます。おすすめのオンラインサービスは、以下になります。
- ビズアシスタントオンライン(長期で働ける案件が豊富)
- フジ子さん(キャリアアップを目指したい人におすすめ)
- CASTER BIZ(スキルを最大限生かしたい人におすすめ)
- mama works(主婦の方におすすめ)
自分の働きたい環境に合わせて、オンラインサービスを選んでみましょう。
直営業する
知り合いに営業をしたり紹介してもらうなどして、仕事を獲得する方法もあります。
そのほかに、SNSを利用して案件を獲得するのもおすすめです。クラウドソーシングのように、手数料を取られることがないため、単価が上がるメリットがあります。
クラウドソーシングで実績を積んで、直営業に転向していく方法もおすすめです。
まとめ
オンライン秘書は、未経験でもチャレンジできる仕事です。これまで培ってきたスキルや資格が活かせる分野で、オンライン秘書を仕事にしてみると良いでしょう。
まずは、クラウドソーシングなどに登録して、仕事を受注していくのがおすすめです。オンライン秘書としての一歩を踏み出してみましょう。